今は起業コンサルティングは辞めていますが、
以前、起業コンサルティングのような顧客の不断の努力が要る商品の
商談を行っていた際に、実際にあったお話しをします。
タイトルの通りですが、世の中には名刺を持っているかどうかで人を判断する人がいます。
実際に、当時の僕の女性の教え子がいる大阪に、わざわざ起業について話を聞きたくて
博多から来た男性の方の実話です。
悔しがる事だけなら
誰でも出来る。大事なのは自分より成功している
人を羨ましがる時間も無く、
悔しがりようがない程に
まるで狂ったかのような
気分に自分をさせるかだ。そうなってしまえば、
真の意味で自分を救えるのだろう。という事で、大阪に追加宿泊。 pic.twitter.com/auwOy4sbWN
— Yuji-マーケティング (@yujiyamazato) April 27, 2019
(上はその時のツイッター。)
当時の女性の教え子から「博多からわざわざ年下の男の子が来ます!」
とラインがあったのと、ようやくその女性の教え子にクライアントが1、2人と出来てきた頃だったので
そのタイミングで僕がどんな話をするかを横で聞くことで
勉強になってくれると思ったので僕も名古屋からわざわざ大阪に行きました。
最終的には、彼から「ラファエルさんがyou tubeで話していたことを淀みなくしかも深くも分かり易く話していたので、山里さんは今まで色々やって来たんだな~って思いますが、事業をするならば名刺
を持っていないなんておかしくないですか?」と言われて、
彼は結局、何もアクションを起こさないまま博多に帰りました。
僕としては、今から努力をして教わる身なのに
話しでは納得出来ているのに頑なに名刺が無いだけで
信用出来ないと言い出すのなら、この先挑戦する度に
出来ない理由を探す癖がより強く形成されるのと
名刺の有無よりももっと重要視するべきことがあるのにと思ったので
今の彼のままだと何もしない方が良いと正直思いました。
僕としては名刺の有無ではなくて、会ったことなくも顔も知らない、本名も知らない
けど話しの深さだけで人を判断して教わる人を決めて、結果を出してきた僕からすると、
「今から目に見えなくて、曖昧なことを実現させていくのに
スタートの時点で目に見える物などで物事を判断をしているようでは
一生何も成し遂げられない。」と心の底から思うので、ズバッと書きます。
名刺を求められたら、名刺を逆利用して相手の器を計る方法
最低条件:
実際に会って話しをして、相手がこちらのことを
「この人の話しは、死ぬ気でやらなければ到底話しができない話しだ。そして、更に間髪入れずに話している。」
くらい価値を感じている
十分条件:
SNSやブログを長く書き続けている
どっちでも良いこと:
財布に名刺が入っている(笑)
最低条件を揃えるのに、僕は3年の月日と1000万円近い自己投資と
事業による幾多のトラブルを経て来ていますが、
最低条件さえあれば、必要条件すらも要らない(必要条件は最低条件の達成を補うツールの一部)とは思います。
それでは、最低条件がある前提で僕がその彼に「名刺持ってないんですか?」
と聞かれたあの瞬間にひらめいた、名刺の逆利用による相手の器を計る方法です。
1・「名刺は持っていますか?」と聞かれたら
持っていなかったらそもそも出せないですが、持っていたとしても
名刺は絶対にすぐ出さないでください。
名刺を持っているかどうか聞かれたら、こう答えて下さい。
でも、名刺の有無に拘っているところから、本当にSNSやブログを僕が更新しているかどうかも疑うんですかね。
インプットしたものをアウトプットする為に書いていて、
そうすれば対面での会話でスラスラ話せるようになります。
つまり、名刺よりもSNSブログの方が信用できて、
SNSやブログよりは会って話しを聞く方が信用出来ると思っているのですが、
もしあなたが信用できるかどうかの判断を名刺の有無で決めているならば、
逆に僕はあなたを信用出来ないのですが。
そもそも僕ではなくて、僕の横に座っている教え子の名刺の有無ではなくて
サイトかSNSの有無ではなくて、サイトやSNSは知り合ったきっかけにしか過ぎず
結局教え子に会おうと価値を感じたきっかけはメッセージでのやり取りですよね。
教え子があなたに会いたいと思わせて、実際に大阪まで来た時点で
僕の教え子に対するコンサルティングの質をあなたが証明していると思うのですが、
それでも名刺の有無に拘るんですかね。
と怒ります。
僕が直感的に思って発言した内容はどうでしょうか?
それでも結局、
と言って帰ろうとしたら、持っていたらそのタイミングで名刺を出します。
そして、
あなたが人のことを名刺の有無で判断している間は、
あなたは誰かに教わる資格がないと思います。
また、いくら頼まれても僕もあなたに教える気はないので、
どうぞ拘っていた僕の名刺を持ってお帰り下さい。
なので僕から教わる機会ははなくなったので、次からは
僕以外に教わる人を探して、DMで先に「名刺を持っていますか?」と質問して、
持っていることを確認してからですね。
と言って、目に見えない本質的なことに気付かせる為にズバッと言って帰します。
商談や営業は、向こうから頭を下げて頼まれるように行うべし。
彼は性善説ではなくて、性悪説で物事を判断していたと思いますが
仮に性悪説寄りならば、じゃあ自分で死ぬ気でやれよと思いますし、
そもそも大阪に来るな、教え子とのやり取りをするなと言いたいです。
それでも大阪に来たということは、誰かに教われば楽々簡単に稼げると思っていたのかなと思いました。
2・名刺を出さずとも話しの本質で信用して貰ったら
名刺を出さずとも商談をして、本気になって貰えたらの後です。
帰ろうとしたら
と言って渡します。
2の場合の人は、名刺なんてあってもなくてもどっちでも良いと思っているはずですし、
死ぬ気で本質的なことを突き詰めていれば(最低条件のこと)、名刺などどうでも
良いと思うので、僕は1でも2の人にでも、名刺は渡しません(笑)
名刺の扱い方に差を付けろ
起業間もない人は、安易に「名刺を作ろう。」と思いがちかと思います。
名刺を作るかどうかは自由ですし、世の中には名刺がないと
信用できないと言い出す人もたくさんいるので作る方が良いと思います。
また、名刺のデザインに拘るのも大事だと思います。
しかし、そこで終わるのならば名刺が活きないです。
名刺のデザインに拘るのならば、そこは目に見える部分だと思うので
「名刺の扱い方」という目に見えない部分にも拘るべきです。
そこも含めて名刺だと思うからです。
目に見えない部分まで拘れば、目に見える部分に好影響が出ると思います。