再振替仕訳とは決算後の翌期首に行う仕訳で、決算整理仕訳を取り消す逆仕訳のことです。

決算で収益や費用の繰り延べや見越しをした経過勘定の科目を対象に行います。なかには経過勘定の科目を使わず棚卸在庫を貯蔵品に振り替える場合もありますが、これも対象です。

この記事では長年経理を担当する筆者が決算整理仕訳から再振替仕訳まで一連のながれを仕訳例と図を使いながら詳しく解説します。

再振替仕訳とは前払費用などを計上した決算日(期末)の翌日に切る決算整理仕訳の逆仕訳のことです。

再振替仕訳は、前期から繰り越してきた前払費用(資産)を費用に戻すために行います。

当期の収益として計上されているけれど本来なら次期の収益であるものが前受収益です。

本来は次期の収益なので、決算整理仕訳では一度収益から負債に切り替えて次期に繰り越し、翌期首に収益に戻す再振替仕訳という会計処理を行います。

収益と費用の見越し、繰延べ

未収収益
前受収益
前払費用
未払費用

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