ワードプレスなどでサイトを作ろうとすると、この何だか難しそうな
「データベース」という言葉にぶち当たります。
難しそうな専門用語だからこそ、優しく分かりやすくデータベースについて解説したいと思います。
ざっくりデータベースを解説すると
個人的に、「文章一文では理解がしにくいな~」と思ったのでデータベースである条件を箇条書きしてみます。
- とあるテーマについての情報が蓄積されていること
- その情報がとある決まった形で整理されていること
- 複数人で共有し利用できること
- 検索・加工が可能であること
(これだけ分かればエンジニアになるわけでもなければこの後を読む必要はありませんね笑)
この条件に当てはまるもの、何か思い当たりませんか?
そう、タウンページや辞書などですね。
データベースを使う理由
データベースの中で最も馴染みのある「辞書」がなぜ存在しているかを考えれば理由は簡単です。
データベースである条件をもう一度確認してみます。
- とあるテーマについての情報が蓄積されていること
- その情報がとある決まった形で整理されていること
- 複数人で共有し利用できること
- 検索・加工が可能であること
辞書におけるテーマとは「単語の意味」で、とある決まった形とは「あいうえお順にならべられている」ということです。
理由は、情報は活用するためにあるからであって、情報を活用する為にも検索のし易さが求められるからです。
データモデル
このように、情報を使い易くする為にどうやって整理・管理するかの方法をデータモデルと呼びます。
「どうやって整理・管理しようか。」と考える必要はなくて、既に役立つデータモデルは考えられています。
リレーショナルデータベース(RDB)
データモデルには色々種類がありますが、最もポピュラーなデータモデルはこのリレーショナルデータベース(RDB)です。
それ以外のデータモデルを覚える必要はないでしょう。
実際のスクリーンショットを上に貼りましたが、「テーブル」といわれる表形式の構造でデータを管理する関係モデルを使ったデータベースのことを、リレーショナルデータベース(RDB)と言います。
テーブルとは表のことです。
例 | テーブルです。 | |
このブログはエンジニア向きではないのでとりあえず
データモデル>リレーショナルデータベース(RDB)、他多数のモデルあり。
という知識だけでOKです。
データベース管理システム(DBMS)
ITの業界で言うデータベースとは一般的に、DBMS:(データベースマネジメントシステム)のことです。
再度データベースの条件を載せます。
- とあるテーマについての情報が蓄積されていること
- その情報がとある決まった形で整理されていること
- 複数人で共有し利用できること
- 検索・加工が可能であること
また辞書で例え話をします。
紙でできた辞書は、日本語の単語だけでも数万語ありますので昔は辞書をまとめるのに
時間がかかり、人の手による作業なので単語が重複したり1単語抜かして書いてしまうと
また戻って書き直す際にその抜かされた単語以降のページの紙が無駄になる・・・
など色々考えられる問題が生じます。
このような不便さを解消しているのが、DBMSなのです。
間違ってもすぐに修正できますし紙ではないので新しい単語が生まれたらただ追加するだけ(蓄積)。
検索も検索ボックスに入力すれば数秒で調べたい単語を探せます。
リレーショナルデータベースマネジメントシステム(RDBMS)
アルファベットの連続で申し訳ございません(笑)
リレーショナルデータベース(RDB)を採用した、データベース管理システム(DBMS)のことを、
リレーショナルデータベースマネジメントシステム(RDBMS)と言います。
特に難しいことはないですが、RDBMSという略称はよくでますので頭の片隅に置いておいて下さい。
SQL
SQLとは、DBMSを操作する為の言語のことです。
操作とは情報の追加や削除、並べ替えなどのようなものです。
このSQLはRDBMSのために作られた、専用のデータベース言語(問い合わせ言語)です。
なお、SQLはどのメーカーから提供されているDBMSであっても基本的には共通の命令を使用していますが、場合によっては特定のDBMS専用のSQLなども存在します。
サイト移行時、DBMSも移植する際は要注意ですね。
MySQL
oracleという米国企業が提供しているDBMSを「MySQL」と言います。
MySQLはお問合せ言語だと勘違いしそうですが、これは製品名ですね。
データベースについては下の2記事も併せてお読みください。
以上、おしまい。
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